skip to Main Content

ガサ

ティンプー

ガサは1992年にプナカから独立したブータンで一番新しいゾンカク(県)。面積はブータンで二番目に広いのですが、人口は約3000人しか住んでおらず、そのほとんどが山岳地帯になります。
2007年にようやく電気が通じ、車道が通じたのは2013年の事。そして2022年には念願の舗装道路が開通し、現在はプナカから3時間程車で走ればガサの街の中心に着く事が出来るようになりました。2022年のアカデミー賞国際映画部門にノミネートされたブータン映画「ブータン 山の教室」の舞台となったルナナがあるゾンカクとしても知られています。

ガサ・ゾン

17世紀に建立されたガサ・ゾンの正式名称はタシ・トンメン・ゾン。プナカとチベットを結ぶ交易路を見下ろす場所に建つこのゾンは元々北からの守りを固めるための要塞として建設されました。
カーブを描く外壁が特徴的なこのゾン。2008年に怒った火災により大きな被害を受けましたが、修復を終え再びその美しい姿を見る事が出来るようになっています。晴れていれば雪山を望むことができるこの場所は元々高僧の瞑想場があったと言われる場所。ブータンに数あるゾンの中でもひときわ神聖な雰囲気が漂う場所です。

ドゥンカル・チョリン・ダツァン

ガサ・ゾンの目の前に建つ大きな僧院。2020年に完成したこの僧院には現在100名を超える僧侶が住んでおり、この地域の宗教の中心地としての役割を果たしています。

ガサの街

2022年に初めて舗装道路が開通したガサの街は大きなマニ車を中心とした広場を囲むように10数軒のお店が並ぶ小さな街。
ここがガサの中心です!と言われなければ気付かず通り過ぎてしまいそうな本当に小さなバザールが広がっています。今後さらに道路が舗装され、人や物の往来が盛んになるとどんどん発展していくでしょう。

ガサ温泉

ブータンを代表する温泉であるガサ温泉。2009年の豪雨で壊滅的な被害を受けた後、再開発が進められブータン全土からの湯治客なので賑わいを見せていましたが、2021年に洪水で全て流され現在は復興作業が行われています。
最近源泉を2つ再発見することが出来、現在は本当に簡素な浴場となっています。以前のような賑わいが戻るにはかなりの時間がかかると思われます。

見どころ その他のエリア

Back To Top