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サムツェ

ティンプー

元々はジャングルが広がっていた地を切り開き新たに造られたサムツェの街。インドとの国境線沿いに位置するこのサムツェ・ゾンカクは、今なおブータン国内からのアクセスが悪く、インド領を通って訪れる方がスムーズな場所。
訪れる観光客はほぼいないサムツェではその位置的な要因からインド・ネパールの文化を非常に色濃く目にすることが出来ます。大学もあるサムツェの街。現在建設中のブータン国内からの道路が完全に開通すれば今後ますます発展していくであろう場所です。

ブータン・ゲート

ブータン・インド間の陸路国境には、西から順にサムツェ、プンツォリン、ゲレフ、サムドゥプジョンカルと4つのブータンゲートが建っています。
最西端のブータン・ゲートがこちらサムツェの陸路国境に建つゲート。サムツェは今もなおブータン国内からのアクセスが不便な場所の為、インド領内の道路を走ってサムツェを訪れるのが一般的。インド側のチャマルチという街でインドの出国手続き済ませ、こちらのゲートからブータンに入国します。

サムツェの街

サムツェの街の中心の広場では毎週末に野菜市場が開かれています。南部らしく新鮮な果物やお野菜、日用品などの雑貨と大量のドマが並ぶこの市場。各露店をひやかしながら、のんびりと散策してみるのがお勧めです。

サムツェ・ゾン

サムツェ・ゾンカク(県)の政治の中心となるサムツェ・ゾンは街の少し外れに建っています。ゾンの目の前にはサッカーグラウンドがあり、ゾン入口の正面には大きな仏塔が。他の県と比べると少しこじんまりとしたサムツェ・ゾン。宗教的な施設はなく完全に政治の場としての機能のみを持つ建物です。

サムツェ・ゴンパ

部ブータン・サムツェの街のバザール近くに建つサムツェ僧院。サムツェ・ゾンには宗教的な施設はないので、この地域の宗教の中心地となる僧院です。多くの僧侶が生活をし、毎年冬にツェチュ祭が行われるこの僧院の内部は本当に美しい壁画や仏像で埋め尽くされています。

サムツェ シヴァ寺院

南部ブータン・サムツェの街にはヒンドゥーの神であるシヴァを祀る立派なヒンドゥー寺院が建っています。第4代国王陛下の60歳のお誕生日を記念して建てられたこのヒンドゥー寺院のすぐ隣には昔からある仏教寺院が建っており、仏教とヒンドゥーが共存する南部ブータンの雰囲気を感じることが出来る場所の一つです。

AWP酒造工場

サムツェの街にはAWP(Army Welfare Project)が運営する大きな酒造工場が建っています。機械化が進んでいるこの工場では、多くの地元の女性たちがお仕事をされており、ここで作られた酒類はブータン各地へと出荷されています。

インドとの国境地帯

サムツェ県はインドとの国境を有するゾンカク。サムツェの街からシプス(タシチョリン)へと向かう道は国境沿いを通っています。
この国境地帯には正規のイミグレーションはないのですが、もちろん地元の方たちは自由に行き来が可能。国境沿いには目印となるこちらのコンクリート製の標識が置かれています。

シプス(タシチョリン)の町

サムツェには軍隊の駐屯地があるのですが、その手前にあるサムツェ県最奥の町がシプス(タシチョリン)。全くブータンらしい雰囲気はなく、インドの田舎の町のような雰囲気のシプスの町。ここが現在訪れることが出来るブータン側最後の町となります。

見どころ その他のエリア

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