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ウォンディ・ポダン

ティンプー

ドチュ・ラから下り、ロベサの集落を越えて東へ走ること約30分。ポ・チュとモ・チュが合流して流れていくプナツァン・チュ沿いの尾根上に聳えるウォンディ・ポダンゾンが見えてきます。
ここは古くから中央ブータン、そして東ブータンへの入り口として栄えてきた場所。ウォンディ・ポダンを過ぎてさらに先へ進んで行くと、トンサやブムタンへ。昔ながらのブータンの雰囲気を色濃く残す中央ブータン、東ブータンへと向かっていきます。

ウォンディ・ポダン ゾン

プナツァン・チュの流れを見下ろす尾根上に建つウォンディ・ポダン ゾン。1638年に建てられたこのゾンは、ブータンに自動車道ができる前は西ブータンから中央・東へと向かう人々が通る関所としての役割も担っていました。
2012年6月24日に発生した火災で残念ながら以前の建物は全焼してしまったのですが、10年近くかかった長年の修復作業が終わり、2022年冬に開眼法要が営まれました。
このウォンディポダン周辺は非常に風が強い地域。冗談交じりに「ウィンディ(風の)・ポダン」と呼ぶ地元の方もいます。

ラダク・ナクツァン

ウォンディ・ポダンゾンの入り口近くにひっそりと建っているのがラダク・ナクツァンと呼ばれる小さなお寺。ウォンディ・ポダンの守り神である「ラダク」を祀るお寺です。
「ナクツァン」とは「ゾンが建つ前からある偉人が住む場所」を意味しており、この寺院は16世紀よりもっと古くからこの場所に建っていると言われています。ご本尊はお釈迦様で、その左右にグル・リンポチェと阿弥陀如来が納められ、ウォンディ・ポダンの人々は子どもが産まれると必ずこのお寺にお参りして名前を付けてもらっています。

リンチェンガンの集落

ウォンディ・ポダン ゾンよりプナツァン・チュの対岸を臨むと、周囲に棚田が広がる小さな集落が見えます。ここがブータンで最も古い村の一つと言われるリンチェンガンの集落。ここに住む人たちはウォンディポダン・ゾンを建設する際にネパールから招聘された石工さんたちの子孫だと言われています。
気持ちよい風が吹き抜ける村の中には伝統的な家屋が立ち並び、村の最奥にはリンチェンガン・ラカンが建っています。

ポブジカ谷

ウォンディ・ポダン ゾンを越え、ブラックマウンテンの景観を眺めながらさらに東へ向かうと、標高3360mのペレ・ラ少し手前に南(右)へと向かう分岐点が見えてきます。この道を南へ向かい、ラワ・ラ(峠)を超えた先に広がっているのがポプジカ谷。この谷は標高2900m程度、豊かな水源に恵まれた湿地帯で11月~2月にはツル(オグロヅル)が飛来することでも有名です。
数年前までこの谷には電気が通っていませんでした。それは谷にやって来た鶴が絡まってけがをしないようにという理由で、村人は電線を引く、つまり電気をこの村に通すことを良しとしなかったからなのです。今は地中にケーブルを埋める事で電気が使えるようになっていますが、このエピソードからポブジカ谷は電気よりもツルを選んだ谷として知られています。

ガンテ・ゴンパ

ポブジカ谷を見下ろす小高い丘の上に建つニンマ派の古刹・ガンテゴンパ。1613年に創建されたこの僧院の正式名称はガンテ・クンガチョリンと言い、他の僧院とは少し異なるゾンのような伽藍を持つ大きな僧院です。ドゥク派が中心の西ブータンの中では珍しいこのニンマ派の僧院。毎年11月11日にオグロヅル祭りが開催される事でも知られています。

ペレ・ラ(峠)

ブジカ谷からさらに東へ向かっていくと標高3360mのペレ・ラ(峠)に到着します。この峠を越えさらに東へ進んで行くとトンサ県に入ります。

見どころ その他のエリア

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